【子供に聞かれたら?】何故、人を殺してはいけないか?
これは、答えに悩みますね。
自分の子供から、突然『ねぇママ?ねぇパパ?何で人を殺したらいけないの??』
と聞かれたらどうしますか??
個人的な意見ですが、まずそれを聞いてきて
くれた子供に感謝します。子供にとっては、
全く悪気は無く、純粋に何で?何で?と
思っていたけど、聞いたらなんか怒られ
そうで、信頼できる人にかなり勇気を
振り絞って聞いて来てくれた質問だと
思うからです。
そして、その答えは、子供の心に
とても深く刻まれると思います。
情に訴えてみたり、やられたら嫌な事
をしないとか色々考えさせる方法はありますが
どれもこれも、純粋な子供には腹落ちしない
気がして、答えに対してさらに何で?何で?
とツッコミが入る事が予想されます。
例えば、殺した人の家族や親族や愛していた
人は大変悲劇に見舞われ人生が壊れるよと
言ったら、子供から、じぁあ生涯孤独な親にも誰からも愛されない見放された人なら殺していいの?などなど…。
的な考えで、子供と一緒に考えてみようと
提案します。
帰無仮説とは、簡単に言うと、仮説を立てて
計算してその答えを棄却(否定)する事で
仮説が間違えていた事を証明して、仮説とは逆の説が正しい事を証明する方法です。
ただし!リスクはあります。精神的に不安定
な子供や凄く想像力が豊かな子供にとっては
刺激が強すぎて危ないかもしれません。
⬇︎
まず、じゃあ、もしも人を殺しても良いと
皆んなが決めたら世界はどうなるかな??
これを、一緒に考えていきます。
子供からも自分からも色々な答えが出で
くると思いますが。自分自身にとっても
子供自身にとっても恐ろしい世界ですね…。
誰も信じられなくなり、食事も怖くて食べられなくなり、何をするにも怖い、優しい言葉をかけられたらさらに何か裏があるんじゃないか?とか不安で不安で仕方ない、家にいてもライフル銃で遠くから射撃されるかも、最後には殺される前に殺してしまえみたいな…。時給自走でも安全では無いですしね…。畑に爆弾が💣とか
世界中無法地帯となり、人類どころか地球そのものも危ないですね…。
ゾッとします…怖…。
この仮説は間違えている事を一緒に考えて
証明して、逆の 人を殺してはいけない事が
正しいと深く心に刻まれるかと。
60億人の世界中の人が、このたったひとつの
考え(ルール)で、ある程度安全に暮らせたり、人を信頼したり、愛したり、夢や希望を持てたり、精神衛生が保てたりするんですね…。
そう、このルールは、とても素晴らしいですね。
困った質問をされた時、この帰無仮説的な
方法で一緒に考えてみるといいかも!?