kankoroのブログ【お薬💊の話し】

お薬の話し💊【バカ薬剤師ブログ】

【家族を守る】倒れる前に予想?

一緒に暮らしている家族、親族のリスクファクターは定期的健康診断である程度把握しておきたいものです。

情報を知っておくとこで、素早い対応が可能に

なるかもしれません。

 

これは、体験談ですが、私が大学生の頃

祖母が脳梗塞になる予兆である

TIA【一過性脳虚血発作。一時的に脳に血流が流れなくなり、神経脱落症状が現れる発作】

に気付いた私は、速やかに横にさせて

何のためらいもなく、母親に救急車を呼ぶ

事を依頼しました。

救急車が到着した頃に、祖母は言語障害

片側麻痺なっていました。病院で検査した結果、脳梗塞でした。

速やかな救急車や医療関係者の対応も手伝って

一命を取りとめました。

 

血圧が高い(特に、家庭血圧計で早朝血圧が高い方)、糖尿病、LDLコレステロール(悪玉)高い、不整脈がある

こんな方が、特に朝起きて、かなりふらついた

り、言葉が変だったりした時には、TIA

疑って、安全な場所に横にしてすぐに救急車を

呼んだ方が良いと思う。

 

あと、イビキがすごい人。

睡眠時無呼吸症候群だった場合には、

(急性心不全等)突然死の危険性が高まります

寝ている本人には、気づかないですし。親しい

関係者でないと本人に言いづらいですよね。

この場合にも、まずは病院で検査をしてもらい

たいです!病院で検査と言うと大げさですが、

実際には、大抵が、人差し指に洗濯バサミみたいな小さな機械を挟んで、一晩自宅で寝るだけ!レンタルです

診断の結果、睡眠時無呼吸症候群となれば

治療というか対症療法も、CPAPシーパップ)という、最近ではかなり小型化されて

きている機械を装置してから毎日寝るだけ。

(健康保険適用されます)

 

睡眠時無呼吸症候群の誤解は、

太っているからとか体型だけでは

判断が難しいところです。

痩せている人でも起こり得るのです。

 

睡眠時無呼吸症候群のタイプは、

1つ目は、空気の通り道である上気道が物理的に狭くなり、呼吸が止まってしまう閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)。
2つ目は、呼吸中枢の異常による中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)です。

 

これは、病院の健康診断では検査項目に

ないと思うので、普段暮らす方が、気づいて

あげたいところ。