kankoroのブログ【お薬💊の話し】

お薬の話し💊【バカ薬剤師ブログ】

【サバイバル編①】溺れた人を助ける時

海の日🏖海に泳ぎに行こう!

こんな方も多くいらっしゃられるかと

思います。

楽しい時間も一瞬で恐怖に変わる水難事故。

救急病院には、多くの水難事故に巻き込まれた

方が運ばれてきます。

共通点として

①泳ぎに自信があるのでライフジャケットを

    着ていなかった

②海水浴場で泳いでいなかった

③海水浴場に入る前、更衣室で目を離した

    隙に、早く海に入りたくて仕方ない

    子供が、気づいたら溺れていた

④溺れている人を助けようとして両者とも

    溺れてしまった

 

という事があげられるそうです。

つまり、この逆の事に注意すれば良いの

ではないでしょうか!?

①どんな世界記録を持っているプロスイマー

    でも海ではライフジャケットを着用する

    (これは、法律で義務化するか、難しければ

        プロスイマーでもライフセーバーでも

        海ではライフジャケットを着用する事で

        ライフジャケット着用が浸透していけば

        良いなぁ)

必ず海水浴場で泳ぐ

    (これは、海水浴場に指定された場所では

        それなりの理由があって指定されている

        のです。波や潮流🌊や地上の風の影響や

        海水内の生物等々)

        海水浴場以外で泳いでいて、一瞬の激流

        に飲み込まれて溺れ、助けに行った方も

        死亡してしまった事故を分析してみると

        その激流は、世界水泳自由形の世界記録

        の1.5倍の速さだったと言われています。

        ただでさえ、敵わないのにさらに溺れた

        人を助けて、引っ張って戻って来ないと

        行けないですから、非常に危険な行為

        ですよね。でも、これを知っていないと

        目の前で、大切な人が溺れて助けて!

        と言われたら冷静な判断が出来ずに

        思わず飛び込んじゃうかも…。

③これが、水難事故で日常最も多いみたいです

    海🏖に入る前のお着替えの時間も注意して

    連れとは一緒に入りましょう!

④これは、基本として、近くのライフセーバー

    に連絡する。近くにどうしてもいなければ

    海上保安庁につながる「118」に電話!

(「118」は「110」「119」と同様、スマホ

    ロックされた状態でも緊急通報が可能な番号

    です)

 

    ここからですが、非常に危険で絶対やめた

    方が良いですが、①〜④全て難しい状況で

    どうしても自分が助けなければならない!

    その時どうするか!❓です。

    助かる確率を少しでも上げる為に2点

                          ⬇︎

溺れている人の背後から近づく

   助けに行っている事を気付かれないよう

   出来るだけ声出したり等しない。

出来るだけ背後から、溺れている人の頭から

   一旦海に沈めて、ワザと一旦溺れさせて

  溺れている人がバタバタしなくなったら

  引っ張っていって助ける。

  溺れている人は、助けに来てくれた人に対

  して藁にもすがる勢いで、激しくバタバタ

  と抱きついてきます。これは、助ける側に

  とって、とても邪魔となってしまいますが

  助ける方は、その瞬間どうしていいのか

  分からず益々パニック🤯になってしまい

  ます。そこで、溺れている人を、一旦海中に

  一旦沈めて大人しくなったところで引っ張っ

  て行くと良いです。

  何度も言いますが、あくまでこれは最終手段

  です。使わないに越したことはありません。

  頭の片隅に置いておくと良い位。