【謎すぎる】成人
何歳になったら成人？と聞かれたら…
→20歳よ！ とか
→今は20歳よ！近いうち18歳からに
なるかもって言われてるよ！
と答える人が多いでしょうねー。
医療関係者の立場からみたらどうでしょ？
個人的にめっちゃ悩んで、答えは分かりません
でした…でも、一応こう結論出しました❗️
⬇︎
【個人的考え】—————————————
高齢者：65歳以上
（65歳以上75歳未満：前期高齢者
75歳以上：後期高齢者）
成人：15歳以上65歳未満
小児：15歳未満
幼児：7歳未満
乳児：1歳未満
新生児：出生後4週未満
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もう、色々な人からツッコミ入ると思います。
特に、成人：15歳以上 のところ
論より証拠❗️写真見てください。ピンク色の所
痛み止めの代表薬【ロキソニン】
・成人（15歳以上）
・15歳未満は服用しないで下さい
医薬品には、添付文書（能書とも呼ぶ）と
言う『こんな人は飲んでは絶対駄目（禁忌と言う）とか、飲み方とか、注意事項が色々書いてある、説明書みたいな文書』付けるか、製品の分かりやすい場所に表示しないといけないルールがあるんです。
注射剤はもっと厳しく、有効成分だけでなく
入ってる添加物全てを記載しないといけない
んです。
この添付文書は、公的文書に位置づけられていて医薬品に関係する裁判が起きたら、最重要視
される、法律的にも大変重みのある文書。
添付文書に、成人には…と記載されていたら
具体的に15歳以上と書いてなくても、
『添付文書では成人＝15歳以上』です。
例えば、添付文書の禁忌に『小児には使用しない事』と書いてある医薬品を14歳の人に処方
して、何か副作用起きて訴えたとします。
そして訴えられた側の医師は、その薬を発明してノーベル賞取っていて、経験的にも大丈夫と
主張しても、罰せられる可能性が非常に高い。
謎過ぎて、添付文書で成人を15歳以上とした理由調べまくっても、バッチリ理由書いてあるのが見つけられませんでした。
怪しい？記事には、「 薬の代謝・排泄に関わる肝臓や腎臓の働きが大人並みになる目安の年齢が15歳なのです。」うーん。共感出来る部分もあるけど納得できない！
例えば1例として
ある薬💊Ａを
14歳で体重100kgの人 と 15歳で体重30kg
の人にそれぞれ薬飲んでもらうのに
100kgの人には少ない量、30kgの人には
多い量飲んでもらうケース考えられますね
この場合共感出来るところ
ある薬💊Ａを口から飲んだ場合、普通は、
腸で吸収される→腸と肝臓をつなぐ門脈と
よって 薬💊は変化する→その変化した薬Ｂ
💊が 血液中に入る→血液中にある蛋白質
（主にアルブミン）とくっつかなかった薬💊
Bが細胞に入って効果を発揮する
うんうん。体重より臓器の状態が大切
なのは、共感出来る気がする。
共感出来ないところ
CYP450（チトクロームピーヨンゴウマル
性部位の鉄原子に結合すると、450ナノメー
トル（可視光領域）の波長を持つ電磁波に対
し吸収極大を示すので、ピグメント（色素）
450から名付けられた）
と言う酵素なんですが、種類がめっちゃある
んです。
有名な物だけリスト化すると
【さらに絞って有名な物にアンダーライン】
⬇︎
CYP1A1
CYP1A2
CYP2A6
CYP2B6
CYP2C8
CYP2C9
CYP2C19
CYP2D6
CYP2E1
CYP3A4
CYP3A5
ここで何が言いたいかと言うと
中で、主にCYP2C19で代謝を受ける薬💊
だった場合。
CYP2C19には、個人差はもちろんですが
人種差がある事が分かっています。
・日本人を含むモンゴル系人種で13〜20％欠損
・コーカサス系人種で3〜4％欠損
つまり、ある薬💊Ａがあまり効果なかったり
、逆に副作用出たりする。
欠損していない場合、欠損している場合呼び方
※EM：Extensive Metabolizer・・欠損してない
PM： Poor Metabolizer・・欠損している
ヨーロッパから日本に来た人（コーカサス系人種）に、ある薬💊Ａを処方を処方する時でも
成人＝15歳以上
を守らないといけないのかぁ…
不思議…
